Silent Garden Calm は、住宅の庭と小さな外構を手がける造園の仕事場です。植物の声を聞きながら、長く付き合える庭をつくっています。
梅雨が明けると、庭の時間が急に速くなります。雑草は週単位で伸び、水はけの悪い場所では根腐れが始まります。今年の夏に気をつけてほしいことを、現場で見てきたことをもとに書きました。
2026-06-18庭に使う石を選ぶとき、私はいつも採石場に直接行きます。カタログの写真と実物は、質感も重さも全然違います。石を選ぶ時間は、庭の設計の中で一番好きな時間かもしれません。
2026-05-30造園の仕事を始めたのは2018年の春で、それ以前は建築事務所で外構の図面を引いていました。図面の上では美しく見えた庭が、実際に施工されると何かが違う、という感覚がずっとありました。植物は寸法通りには育たないし、石は図面の上の記号とは全然違う重さと表情を持っている。そのことに気づいてから、自分で土を触る仕事がしたいと思うようになりました。独立する前の一年間は、京都の造園会社で職人の仕事を見習いとして学びました。朝6時から現場に入り、石を運び、土を掘り、先輩の剪定の手つきを横で見ていた日々は、今でも仕事の基準になっています。
Silent Garden Calm という名前は、友人の陶芸家、田中 誠さんとの会話から生まれました。「あなたの庭には音がある」と彼が言って、それが妙に腑に落ちた。静けさというのは、何もないことではなく、余計なものを取り除いた結果として残るものだと思っています。最初の施工は自宅近くの小さな住宅の庭で、予算は限られていて、植える木は3本だけでした。それでも、石の据え方と地面の高低差を少し工夫するだけで、空間の感じ方がずいぶん変わった。その経験が、今の仕事の核になっています。
職人の手の動きを言葉で追う文章が、現場での感覚と重なって読み返している。
メールでのお問い合わせを受け付けています。現地調査の日程調整や、費用の目安についても、まずはメールでお気軽にどうぞ。
info@silntgardencalm.com · +81 6-6606-5149
“植えてから2年経ちますが、最初に聞いた通りの育ち方をしています。剪定カレンダーが本当に助かっています。”
— K.M., 京都市内・戸建て住宅
毎年夏になると、「水をたくさんやっているのに木が元気がない」という相談を受けます。暑いから水が必要、という考え方は正しいのですが、やりすぎると逆効果になります。植物の根は水だけでなく酸素も必要としていて、土が常に湿った状態では根が窒息します。
続きを読む →庭に石を使うとき、多くの方がホームセンターで売っている石を選びます。それでも庭はできますが、10年後の姿を想像すると、石の選び方は庭の印象を大きく左右します。石は経年で苔が生えたり、表面が変化したりします。その変化が庭…
「土壌改良」という言葉は造園の見積もりによく登場しますが、何をどうするのかが伝わっていないことが多い。植物が育つかどうかは、植える前の土の状態で大部分が決まります。良い木を植えても、土が悪ければ数年で弱ります。逆に、土…
中村 葵、2018年に Silent Garden Calm を立ち上げた造園家です。建築事務所での外構設計を経て、京都の造園会社で1年間の見習い修業を積んだ後、独立しました。住宅の庭を中心に、石組みから植栽計画まで一貫して手がけています。休日は近所の公園や山の雑木林を歩き、野生の植物の根の張り方や光の入り方を観察することが習慣になっています。現在は夏の庭管理に関する文章を執筆中で、このサイトの「読みもの」に少しずつ掲載しています。
「庭をどうにかしたいけど、何を頼めばいいかわからない」という状態でも大丈夫です。まずはメールで現状を教えてください。写真を数枚送っていただければ、現地調査の前にある程度の方向性をお伝えできます。現地調査は無料で行っています。
新規の庭づくりは45万円から、植栽リノベーションは8万円から、定期管理は1回1万5千円からが目安です。ただし、土壌の状態や敷地の広さによって大きく変わります。現地を見てから正直な見積もりをお出しします。「この予算でできることを教えてほしい」という相談も歓迎です。
基本的には不要です。鍵の受け渡しができれば、不在でも対応できます。ただし、初日の朝だけは現場の確認のために立ち会っていただけると助かります。作業の進捗は写真で随時お送りします。
ベランダや玄関前の小さなスペースも対応しています。ただし、私の仕事は土のある場所が中心なので、完全に鉢植えだけの空間は得意ではありません。土が少しでもあれば、相談してみてください。
施工後1年以内に植物が枯れた場合は、原因を確認した上で対応します。また、年に一度の訪問点検を希望される方には、定期管理の契約をご案内しています。庭は施工後も変化し続けるので、長く付き合えると嬉しいです。